職務経歴書の書き方
職務経歴書は企業に自分を効果的にアピールするためのプレゼンテーション資料。
具体的かつ簡潔に、ポイントをしっかり押さえて作成しましょう。
職務要約
職務要約は、箇条書きに並べるのではなく、これまでに経験した主たる業務内容と成果、今後の目標などを、200~400文字でストーリー性のある文章にまとめましょう。
職務経歴の詳細
人事担当者により詳しくあなたの職務経歴を伝えるために、下記を項目に立てて作成しましょう。
- 勤務先の概要や所属した部署
- 担当業務・ポジションなど
- 習得したスキル・資格
- 実績・表彰された経験
- 業務において改善・創意工夫した点
自己PR
職務経歴書には、単に職歴だけでなく、一般的に「自己PR」も記載します。
これまでの経験や実績のうち、応募先企業で活かすことができる部分にポイントを絞り効果的にアピールしましょう。また、入社後どのように貢献していきたいかといったビジョンで文章を締めると好感度が高まります。
営業系
職務内容については、何を(=商品やサービス)、どこに(=主要顧客や担当エリア)、どういう手法で(=新規、ルート等)、どれだけ売ったか(=営業実績や表彰等)という項目を抜け漏れなく記載しましょう。
また、企画力、提案力、交渉力、コーディネート力、課題解決力など、数字やデータで落とし込みにくい能力をエピソードを交えて伝えていくことも重要なポイントです。
技術系
企業側は、まず任せたい仕事や役割の経験があるかどうかを見たいものです。
人事担当者や部門選考担当者が興味のある経験を確認することができ、要素技術や工程、役割などをすぐに理解できるよう、表形式で、時系列にまとめると良いでしょう。
また、ヒューマンスキルを伝えることも大切です。顧客との折衝能力や業務改善などの取り組み、他部署との連携、マネジメント能力なども、自身の強みとしてまとめると良いでしょう。
事務系
企画・事務職では、会社の規模により、同じ職種名でも仕事内容が大きく異なるため、勤めてきた企業や部署の規模、自分の役割を過不足なく記載することが重要です。職務内容は時系列で箇条書きにしてまとめましょう。